2008-01-01から1年間の記事一覧

「男たちへ」 塩野七生 を読んで目指すべきものは何だろう?p.240 他人の立場になって考える、とは、だから、不幸になりたくない男にとっては、良書を熟読するよりも、心しなければならない課題ではなかろうか。妥協をすすめているのではない。それにこれは…

http://www.shinchosha.co.jp/foresight/web_kikaku/u127.html グーグルの達成は、科学者が「知性の研究」に対してどういう態度を取るべきかについてシリアスな問題提起をしている、と茂木は言う。十年以上前、当該分野の研究者たちは、「人間の知能」と比べ…

http://harvardmedblog.blog90.fc2.com/blog-entry-261.html より21歳までに知っておくべき人生の教訓 自分はつい最近超えてしまった気がするが、遅くないハズ!っと思ってファイルを見ながらまとめてみた。What I wish I knew when I was 21Focus on your s…

坪田一男 理系のための人生設計ガイド

理系のための人生設計ガイド (ブルーバックス) [ 坪田 一男 ]ジャンル: 本・雑誌・コミック > 文庫・新書 > 新書 > その他ショップ: 楽天ブックス価格: 972円 研究者としてやっていくことになったときに、お金のことを考える、他の分野・業界の人と知り合…

「ウェブ時代をゆく」

ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)作者: 梅田望夫出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2007/11/06メディア: 新書購入: 91人 クリック: 724回この商品を含むブログ (1191件) を見る「けものみち」とは、「高く険しい道」以外の方法でそ…

スティーブ・ジョブズ

1)点を繋げる 点をつなげる 先を見てつなげることはできない、できるのは過去を振り返ってつなぐこと だから、将来になって点をつなげることを信じて、今を生きろ!2)愛と喪失 拒絶されてもなお好きな仕事だということに気づいたスティーブ・ジョブズ信…

ランディ・パウシュ

Virtual Realityの世界で活躍した、カーネギーメロン大学教授のランディ・パウシュ 最後の授業 を連続してみた。scientistとして生きていくうえで、多いに役立つメッセージがたくさん! 気になった言葉たちを経験とは、何かが手に入らなかったときに、手に入…

エピジェネティクス

「注目のエピジェネティクスがわかる」参考文献基礎から先端までのクロマチン・染色体実験プロトコール 実験医学別冊、羊土社 2004エピジェネティクス 佐々木裕之 編 2004発生・細胞分化を決定するエピジェネティクスと遺伝子発現機構 実験医学増刊 …

「ノーベル賞からみた免疫学入門」よりノーベル賞へのヒント

ノーベル賞からみた免疫学入門作者: 石田寅夫出版社/メーカー: 化学同人発売日: 2002/10/01メディア: 大型本 クリック: 6回この商品を含むブログ (3件) を見るコッホは結核菌を発見するために、固形培地培養法や細菌染色法など細菌学の基礎技術を開発した。…

論文紹介の発表について

monoclonal antibodyは「すごく特異的」とういう点で優れているが、これをとるのはpolyclonal antibodyにくらべて操作が難しい 意外と抗原分子との親和性がそれほど高くない場合もある。 実際的にはcase by caseでの使い分け。論文を批判的に読んでみること…

発表、パワーポイントの技術

1)文字をのせた図形をスライド上で動かす いったん、図形→文字の順で入力し、Print Screenにかけることで、「文字がのった図形」をひとつのオブジェクトとして扱えるようにする。 「ひとつのオブジェクト」だけをたくさん集めたスライドを、「パレット」の…

分子生物学講義中継 0巻 by 井出利憲

分子生物学講義中継(part0下巻) [ 井出利憲 ]ジャンル: 本・雑誌・コミック > 科学・医学・技術 > 生物学ショップ: 楽天ブックス価格: 3,888円p.376共役二重結合をもった分子には当然のことだが、生体成分としては、脂質・糖などを見てもわかるように、紫…

梅田望夫&齋藤孝「私塾のすすめ」

私塾のすすめ ─ここから創造が生まれる (ちくま新書)作者: 齋藤孝梅田望夫出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/05/08メディア: 新書購入: 79人 クリック: 1,862回この商品を含むブログ (314件) を見るロールモデルに恵まれた環境近くにいる人(同学年の友…

研究のストラテジー

1.新しい研究の切り口と視点 2.因習、固定概念の打破 3.ワンパターンからの脱却 4.発想のユニークさ、自由さ、豊かさ 5.材料の自由な選択 6.新しい技術の導入 7.新しい技術の開発 8.徹底的に漏らさず実行する自分が何に向いているかを知る …

これから研究に臨もうとするにあたって考える

今週はだいぶいろいろあったな〜

スライド作りの工夫

・1つのスライドに情報を詰め込みすぎない、結果なら1つにつき1枚に収める。・図で示せるものは全部図にするくらいの勢いが必要である。・Figureは、論文に載った状態をそのまま引用するのはうまくない。グラフに何らかのマーキングをして、どこの注目して…

プレゼンの組み立て

・背景を充実させてしゃべる 例えば、この分子機構が分かったことで臨床的にあるいは工業的にどう役に立つの?みたいな疑問が最後に残らないように、また「何かあんまり自分と関係なさそうな難しそうな話だな」と最初に思われないようにすることが重要である…

論文紹介の発表について

論文紹介の発表を自分たちでやって、ひとのやっているのを聞いて気がついたこと。

FISH法

FISH(fluorescence in situ hybridization)法とは、蛍光 in situ ハイブリダイゼーションのことで、蛍光物質や酵素などで標識したオリゴヌクレオチドプローブを用い、目的の遺伝子とハイブリダイゼーションさせ蛍光顕微鏡で検出する手法である。医学分野等…

visualizeの技術

Visualizing the dynamics of p21Waf1/Cip1 cyclin-dependent kinase inhibitor expression in living animals の論文で使われている技術ホタルの蛍光タンパクを用いた技術 ルシフェラーゼは酵素 ルシフェリンが基質 あとはATPがいるrecombinantのplasmid…

studing clinical medicine abroad 本のメモ

会話のスキルも大事だが、医師としての責任感、信頼感およびその人が持つ人格の深さが重要である。 教養が大事、Clinical skillsUSMLE Step2CK アメリカの医療システムに慣れるための勉強の一環卒後アメリカ式の研修をやっている病院なり、アメリカ海軍病院…

時間・空間特異的体細胞遺伝子変異法

Cre-ER^T/LoxP(locus of crossover of bacteriophage P1)system

遺伝子破壊法

1.物理的破壊 例)相同組み換えによるノックアウトマウス 個体レベルでの解析ができる反面、時間がかかる 2.機能的破壊 アンチセンス法 標的mRNAとcomplementary DNAを使用する デコイ法 DNA binding transcription factorを標的とする リボザイム法・RN…

転写制御測定法

ゲルシフトアッセイは標識したDNA fragmentと目的タンパク質を試験管内で結合させ電気泳動を行うことにより、結合型と非結合型のDNA fragmentでは移動度が異なることを利用した実験法。この手法によりDNA binding proteinの有無を調べることが可能であり、試…

PCR

PCR法の採用はクローニングを迅速化し、相補性を部分的に欠く配列のプライマーを使用することにより遺伝子の改変を容易化した。PCR法により目的とするタンパクを調整する際に精製によらずともrecombinant体として容易に入手することが可能になり、また、任意…

two hybrid法

転写因子のDNA binding domainとtranscription activation domainが別のdomainに存在することを利用しており、それぞれのdomainと解析対象のタンパク質の融合タンパク質を発現させることによりタンパク質間の結合を調べる、高感度な検出法である。この手法で…

signalingの研究

p.30 シグナル伝達機構の研究ではその経路にかかわる種々の酵素を同定し、その活性調節機構と作用点となる基質を明らかにすることにより、情報の流れの解明が実施されている。しかし、細胞内の酵素反応は直接観察することが困難であり、また酵素間の相互作用…

シグナル伝達集中マスターより

メモ DNA footprint法

p.26 protein-binding siteはnucleaseによる分解から保護されることを利用して、DNA上のprotein binding siteを同定する方法。末端標識したDNAとproteinを混合し、DNase1による処理を行った後に電気泳動を行うと、protein binding siteに相当する長さのDNA…

わかる実験医学シリーズ

転写がわかる 基本転写から発生、再生、先端医療まで 編集 半田宏2002年9月に発行されている。この中で、一線の研究者が2002年の段階で感じていることの一端がわかるものを抜粋してみた。p.12 分子生物学は還元主義に基づいている。本書もそれにな…