生活習慣病に力をいれる?

 生活習慣病を予防することを医療政策にすることで国の医療費負担は減るのか?

予防によって「発症」(生活習慣病に起因すると考えられる疾患の発症)が遅くなるだけで、平均寿命が伸びさらに医療費を圧迫する可能性という言説もある。

・平均寿命が世界一の日本にこれ以上平均寿命を延ばすことを目標とするような行為に何の意味があろう?語弊があるかもしれないが、ある程度の年齢(国民年金を受け取るくらいの年齢)になって「生活習慣病」になったらなったで、健康的に暮らすにはどういう生活が望ましいかの指導にとどめ、積極的な治療は高額にすればよいのではないだろうか?

・問題は実際に生活習慣病によりリスクが高まっている病気が発症した場合である。(←厚生労働省メタボリックシンドロームとかの話を前面に押し出したキャンペーンをやってる根拠がこれ。キャンペーンをして生活習慣病になる人が減れば病気になる人が減る。病気になる人が減れば医療費が減るっていう論理なのかな?)。「不摂生が祟ったんじゃないか」って感じられるようなケースでも、「不摂生」を証明することもできないし、生活習慣病のリスクファクターの1つである遺伝子にはSNPがある。