MRICより

このMLの内容の本筋ではないところだが、安くこき使われる状況についての内容の抜粋

ナショナルセンター独立行政法人化の舞台裏  内閣府仙谷委員会での暗闘 ▽
   東京大学医科学研究所
   先端医療社会コミュニケーションシステム部門 特任准教授
     上 昌広

※今回の記事は村上龍氏が主宰する Japan Mail MediaJMMで配信した文面を加筆
修正しました。
        2009年12月23日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行

4) 労働問題
 レジデントの待遇は悲惨です。レジデントとは、病院内部に六畳ほどの部屋を割り当てられ、住み込みで働く下積みの医師たちのこと。彼らは住み込みで働いているのに、契約上は週30時間の日雇い労働者という、極めて不当で不安定な立場に置かれています。手取りは月20万円程度で、ボーナスすら支給されません。薄給の理由は、もし運営側がレジデントたちの30時間以上労働を認めてしまうと、厚労省の労働サイドから常勤待遇にするように指導されるからと言われています。