「バイオインフォマティクス基礎講義」

メディカル・サイエンス・インターナショナル
2003年7月30日発行 第1版第1刷発行
 アーサー・M・レスク
p.68
DNAマイクロアレイの応用例
1)細胞の状態や細胞の反応を調べる
2)疾患の診断
 遺伝疾患の確定診断
3)遺伝的なリスク
4)薬剤の選択
5)疾患の分類
6)薬剤設計のための標的の選択
7)病原菌の耐性

挙げられている。

この本で説明されているバイオインフォマティクスは、1)ゲノムの解読によって得られた膨大な塩基配列の解明、2)タンパク質の構造解析、3)遺伝子ネットワークの解析のうち1),2)までである。一口に「バイオインフォマティクス」について書かれている本を探しても、今から4,5年前に出版された本はほとんど1)、2)についてなのであろう。