http://www.cnn.co.jp/science/CNN200703280012.htmlより

H5N1型感染で3人死亡、被害止まらぬインドネシア
2007.03.28
Web posted at: 16:46 JST

  • CNN/AP/REUTERS

ジャカルタ――インドネシア保健省は28日、死亡した3人の高病原性鳥インフルエンザ(H5N1型)への感染が確認されたと発表した。再度の検査で判明したとしている。これで同国でのH5N1型感染による犠牲者は69人となった。世界最多の犠牲者数。


亡くなったのは、スマトラ南東部パレンバンに住む22歳女性で、24日に亡くなっていた。国営アンタラ通信によると、女性が家禽(かきん)類に接触した事実はないが、自宅で少なくとも10匹のネコを飼っていたという。


国連食糧農業機関(FAO)は、ネコは鳥インフルエンザのウイルスを広める恐れがあるとして、特に感染地での扱いに注意を促している。


25日に死亡したのは、西ジャワのバンドン居住の15歳少年。3月16日に発症、入院していた。東ジャワのスラバヤに住む40歳男性は28日午前に死去。3月11日に飼育していた鶏が死亡していたという。


東南アジアの他国では、鳥インフルエンザ感染が一応、沈静化しているが、インドネシアでは逆に急増しており、後手に回る対応が批判されている。

いまだに謎が解けないH5N1型 犠牲者が多くでているのは残念なことだが、治療法を見つける機会ともなる。感染経路をとざすとともに、抗ウイルス薬の開発も必要だ。しかし、タミフルって開発に着手してからどれくらいで実用化されたんだろう?H5N1型に対する薬もそんなにすぐにはできないのでは?