インフルエンザ罹患率

結局のところ、どれくらいの人が感染するのか?というのを一言で言うのが難しい。
変性疾患とかがんとかは10万人あたり何人とか言えるけれど。大まかな感覚としてつかむためのデータを探してみた。

https://hasseidoko.mhlw.go.jp/Hasseidoko/Levelmap/flu/new_jmap.html

2009年第48週のインフルエンザの定点当たり報告数は39.63(患者報告数190,801)となり、3週連続で増加した。定点医療機関からの報告数をもとに、定点以外を含む全国の医療機関を1週間に受診した患者数を推計すると約189万人となり、第28週以降これまでの累積の推計患者数は約1264万人(95%信頼区間:1245.94万人〜1282.06万人)である。

インフルエンザの報告数が増加し始めた第28週以降、検出されているインフルエンザウイルスの殆どが新型インフルエンザウイルスAH1pdmである状態が続いており(感染症情報センターホームページ:http://idsc.nih.go.jp/iasr/prompt/graph/sinin1.gif参照)、最近の発生患者の殆どが新型インフルエンザに罹患しているものと推定される。




http://www.nikkei.co.jp/sp2/nt248/20091120AT1G2003K20112009.html
(11/20)新型インフル患者、国民14人に1人 厚労省推計
 厚生労働省20日、医療従事者向けに新型インフルエンザの発生動向をまとめhttp://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/pdf/091120-01.pdf
同省ホームページ上で公開した。11月中旬までに国民の14人に1人が新型インフルエンザに感染して病院を受診したと推計。死亡したのは患者全体のうち14万人に1人と計算している。

 同省によると、7月下旬から11月中旬までに医療機関を受診した患者数は計約898万人。このうち1200人に1人が入院して、さらに入院患者のうち16人に1人が重症化したという。入院患者のうち基礎疾患(持病)がある患者は低年齢層に集中する傾向にある。

 今月7日までの死者は計50人。発症から死亡までの平均日数は5.6日間、入院が必要と判断されてから死亡するまでは3.7日間だった。同省は「死亡までの時間が短く、抗インフルエンザウイルス薬の早期投与が重症化防止につながる」と分析している。


http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20090223/133910/?P=3

【調査の概要】
調査期間 2009年2月10日(水)12:00〜 2月13日(金)12:00
調査テーマ インフルエンザ、かかりましたか?
回収件数 1704件
調査手法 Web調査(日経BPコンサルティングのインターネット調査システム「AIDA」を利用)
告知方法 nikkei BPnet の夕刊メール
調査企画 nikkei BPnet 編集/日経BPコンサルティング 調査部
調査実査 日経BPコンサルティング 調査部

【回答者属性】
性別 男性:91.8%、女性:8.2%
年齢 29歳以下:2.3%、30代:18.8%、40代:39.3%、50代:21.8%、60歳以上:17.8%



インフルエンザ罹患率は6% 予防接種者の罹患率は4%
 では、インフルエンザにかかった人はどの程度いたのでしょうか。回答者全体では、2月10日〜13日時点で「かかった」人は6%。予防接種の接種状況別に見ると、今季接種者の罹患率は4%で、未接種者(7%)をやや下回りました。

http://japha.umin.jp/influenza/index.htm 日本臨床内科医会
2005年から2006年にかけて、ワクチンを接種しない人のインフルエンザ罹患率は7%、接種した人では3%でした。このうち15歳未満では非接種者の罹患率は18%、接種者では11%でした。



http://shimonagaya.com/influenza_memo.htm
1957年のアジアかぜ流行の際に、わが国では患者数約100万人、死者約8000人を数えた。