インフルエンザ

結局のところ、今のインフルエンザワクチンの話題は自分の中では以下の問にまとめられる気がする。
問「インフルエンザワクチンを接種する必然性の有無を、義務化されているワクチンとの相違について触れて論ぜよ」

接種対象者は誰か?
インフルエンザのはやり病としての特徴
インフルエンザそのものの死亡率
インフルエンザ罹患後の後遺症の割合
インフルエンザのantigenic driftの問題
インフルエンザワクチンの有効性

といったところがポイントなのか?

髄膜炎に対する予防目的のHisワクチンは、
髄膜炎の死亡率が高いこと、ワクチンを打っておけばかなりの髄膜炎を防げるところ。
にあるだろう。

髄膜炎はインフルエンザほどかかる人が多くないけれど、なったときが相当にヤバイからワクチンを打つっていうイメージか。


B型肝炎に対するワクチンを医療従事者は接種する。
これは1回の針刺し事故で、その血液採取した患者がB型肝炎ウイルスを保持していた場合、医療従事者が感染する確率が20-30%と非常に高いからだ。
B型肝炎は一度かかると、ウイルスすべてを排除しきるのが難しいし、仮に症状が出なくてもキャリアとなってしまう。
ワクチン接種で、感染する確率を下げることができるとされる。

インフルエンザは
重症化すると死亡することもある。ただし死亡率は低い。0.1%以下。
髄膜炎B型肝炎にくらべ罹患する人は多い。
インフルエンザワクチンは何をしてくれるのか?重症化を防ぐのか、感染を防ぐのか?

??「若い人のサイトカインストーム」を、インフルエンザワクチンは予防するのか?