influenzaのお勉強はじめ

インフルエンザについての疫学に関する、課題を出されて勉強中。

日本のインフルエンザ・ワクチンは、アジュバントを含んでおらず、製造する4つのメーカー間で性質に違いがないと考えられる。しかし、日本が輸入を検討している、GSKやNovartisのワクチンは、製造技術・製造の系そのものが違うし、アジュバントも異なる。それぞれの性質について熟知することが、日本人にとって未知の「輸入ワクチン」を国主導で接種する上で重要だ。

それにしても、アメリカにはたくさんの製造技術そのものが違うワクチンが存在するが、どこの会社のものをどの病院で使う、とかっていうのはどういう風に決められているのだろうか?誰かが割り振る役割を決められているのだろうか??保険会社によって決められているのか?

まず、アメリカ・ヨーロッパのワクチン製造会社とそれぞれの製造能力、流通に関して熟知すること、すなわちワクチン業界についてよく知ることが取っ掛かりになるのだろうか。


※日本の製造メーカー4つ。
デンカ生研(株)
(財)化学及血清療法研究所
(学)北里研究所
(財)阪大微生物病研究会

それぞれの製造能力をまず調べようかな。

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日本では、新型インフルエンザのワクチン接種が始まった。東京では10月26日だったかな。いずれも国産ワクチンで、抗原が(California/07/2009)である以外は例年のインフルエンザワクチンと製造方法、ワクチンバイアルに含まれる成分などに違いはないと考えられる。接種がスタートしたのは、国内で行われた臨床試験の中間発表が10月16日に行われたことに由来するのだろうか?(多分そうな気がするけど) ここらへんの毎年の事情も熟知したい。