実験をデザインするときの基本

1)何を変化variableさせるか 変化させるのは1つだけ
2)対照実験controleに何を選ぶか
3)再現実験replicateの回数を決める

変数の種類
1)連続変数 continuous variable
2)カテゴリー変数 categorical variable
 大小関係がなく例えば遺伝病の種類、ガンの種類
3)定性的変数 nominal variable
 血液型などの定性的で、記述的な変数
4)順序変数 ordinal variable
 変化の程度をランク付けした変数。大小関係はあるが、間隔は定性的である。例えば、細胞の分化程度、形態の変形程度など

コントロール実験が研究の質を決める できるだけ多く
 これは予想通りの結果がきちんと得られなくてはいけない。

negative control 実験
 酵素の反応なら、酵素がない状態をとらないといけない
positive control実験
 実験が技術的に正しく行われたかどうかをチェックするための実験

サンプル数、再現実験回数を決める できるだけ多く

 再現精度(precision)
 絶対確度(accuracy)

precisionは研究結果が偶然に左右されず、安定な結果が得られる度合い。しかしそれが真の結果かどうか
わからない
precisionを上げるには、
1)プロトコルの完全な実施
2)技術の向上
3)装置が安定に作動しているかチェックする。できれば自動化する

accuracyは研究結果が真の結果にどれだけ近いかを示す度合い
accuracyを上げるには
1)装置を用いている場合、標準試料などを用いて、必ずキャリブレーションを行う
2)研究者または研究対象者の意識などが、結果に影響で内容に、盲検法を用いる。placeboなど