システムバイオロジーとバイオインフォマティクスや生命情報学とどのように違うか

>>バイオインフォマティクスは情報学という観点から生物学に何ができるかというアプローチをとるものであり、実験を行うものではない。むしろ、データベースやシュミレーションソフトウェアや解析ツールの開発を中心とした研究であると思われる。

システムバイオロジーは生物学であり、その研究には、実験、機器開発も、シュミレーションや理論研究も含まれる。もちろん、生命のシステムレベルでの理解のために、バイオインフォマティクスの成果もつかえばよいわけであり、二律背反的(antinomie)なものではない。バイオインフォマティクスは、これからさらに重要になる分野であるし、システムバイオロジーの発展のためには、必要不可欠の分野である。