1)研究室についてきいてもほとんどの人は、悪いことを言わないのが常識だから、ふっと出た言葉に注意して、冷静に判断しよう。

2)研究室に入る前に、その全貌をつかむのは不可能だ

3)ボスとの交渉時には、きちんとした書類をもらうまでは他との交渉を期ってはいけない。アメリカに留学する他国のポスドクの中には、IAP-66をもらっても他と交渉を続ける人がいk¥るくらいだから義理人情はここでは通じない。

4)研究室のことをよく言わないひとがいたときは、その人の話に冷静に耳を傾ける必要がある。

5)
 ①次のポジションはその研究室にいながら探すこと!
 ②そのときは、ボスに気づかれないように、とにかく人に読まれたくないE-mailの発信受信は研究室のコンピューターあるいはメールアドレスを利用しないこと。郵便物を自宅宛にしたり、推薦者の名前から現在のボスをはずすことも考える。しかし、推薦者から自分の現在のボスをはずすことで、次の採用の可能性を下げることも事実であるから難しい選択である。一番良いのは、現在のボスに研究の分野の興味が違うことを、はっきり伝え、次の研究室を探したいということであるが、途中でやめたくなるほどうまくいっていないボスが、それほど援助してくれるとは考えにくい。また研究室のコンピュータを使って就職活動していたポスドクが、突然解雇になった事例を聞いたことがある。原因は、E-mailをボスに読まれたことが疑われている。就職活動は慎重に、即刻首にならないように注意すること。

6)インタビューでは、きちんとやめた理由を述べよう、前のボスに連絡された場合、前のボスの言う文句を打ち消すことができるくらいしっかりと

7)研究室のホンネを聞き出すには、最後に何気なしに「それでは、どこか悪いところはある?」ときく

8)アメリカに残るための資質は英語力と発表能力の2点

9)研究室を移動したからといってよいところにいけるとは限らない。簡単に移れるところほど用心する必要があるかもしれない。