科学研究者になるための進路ナビ
1年間必死に勉強するp.36
1)授業は皆勤する。月〜金の900から1700は大学で勉強する。2000-2400は家で勉強する。土日も1日5時間は勉強する。教室では一番前の席に座る。研究室に配属されたなら、朝一番に研究室に行き、一番遅くまで研究する。
2)週60時間以上、研究と勉強に使う。(1日8時間以上)
3)学部3年生の夏休みに英語の教科書200ページ以上を読破する。
学部中にやっておくことp.40
トップクラスの成績
英会話マスター
パソコンマスター
研究室に出入り
自分の10年後、20年後の姿を、自分の10年上、20年上の同じ大学を卒業した先輩の姿を見ることにより予測、計画する
研究の技能 p.26
基礎力
自分の分野の過去から最新の専門知識を持っている。未知の知識も吸収できる。英語力として、英語論文を「読み」「書き」「口頭発表」「討論」「日常会話」できる。軽視する人がトテモ多いが、日本語で科学的文章を「書ける」「話せる」ことも必要。パソコンを操作できる。同じ分野の日本人研究者、外国人研究者と個人的交流がある。
研究企画力
研究の意義、インパクト、研究費、研究人材、設備、共同研究、実験内容のデザインなど、企画は研究の真髄だ。どうやって企画スキルを習得する?
研究方法力
「研究方法」はある程度、研究室で教えてくれる。先輩や先生に教えを請う、技術を盗む。多くの実験書が出版されている。教えてもらえない新しい技術をどう習得するか?
研究をまとめる力
研究を完成させるにはそれなりの技術が必要である。どうやって習得するか?
研究発表力
研究は、発表しなければ意味がない。「論文の書き方」「学会発表の仕方」などの多くの解説書がある
研究倫理
研究費取り扱いの倫理、共同研究の倫理、研究成果の取り扱い(特許、研究資料、研究試料)、研究発表の倫理、研究上の法令や制約を理解する
バイオの資格 p.84
国家公務員第1種
16から25倍 かなり難しい
エリート官僚になる「技術系行政官」
or国立研究所の研究者になる「研究官」がある
※非営利団体・公的機関=独立法人化した国公立研究所のこと
産業技術総合研究所(経済産業省) バイオ研究者は400人前後
理化学研究所(文部科学省) バイオは600人くらい?
農業生物資源研究所(農林水産省) 250人くらい
国立環境研究所(環境省) 30人くらい?
生理学研究所(文部科学省) 60人程度
基礎生物学研究所(文部科学省) 60人程度
厚生労働省系列だと
国立がんセンター研究所
国立循環器病センター研究所
国立感染症研究所
国立医薬品食品衛生研究所
放射線医学総合研究所
国立遺伝学研究所
食品総合研究所
東京都神経科学研究所
東京都臨床医学総合研究所
東京都精神医学総合研究所
弁理士 特許に関する業務 16倍 かなり難しい
技術士
科学技術に関する研究、開発、設計、評価の指導や相談。バイオ系だと受験枠は「生物工学」。技術士補になり技術士の下で4年間の実務を経験し技術士の受験資格を得る。 17倍 かなり難しい 技術士補は学部時代になるのかな?
放射線取り扱い主任者 やや難しくやや得
危険物取扱者
毒物劇物取り扱い責任者
ここらへんはバイオの人は別にいらない
バイオ技術者認定試験 別にいらない(?) 上級は学部卒レベルらしいが